リハビリテーション活動
精神科作業療法(作業療法=OT)
様々な作業活動を通して、その人らしい生活ができるように援助していきます。長所を伸ばしながら、生活への意欲を回復し、よりよい生活をめざします。病棟内で行われるグループと、OTルーム・戸外で行われるグループがあり、その方に合わせた参加が出来るようになっています。各病棟には作業療法士が配置され、個々の利用者の方にはパートナーとして担当作業療法士がいます。「何をやりたいですか。どうしたいですか。」から始まり、主体的な取り組みとなる作業療法を、心がけています。
生活技能訓練 (S S T)
SSTとは、必要な生活技能を身につけると同時に、自信を回復し、生活をしやすくするための一つの関わりです。困ったこと(人間関係・社会資源利用等)を共に考え、他のメンバーからのアドバイスやスタッフの提案により、場面設定し練習(ロールプレイ)します。これを生活の中で実施し、その結果を話し合います。話し合いでは、良いところ、努力したところを、メンバー間で褒めあいます。
認知症へのリハビリ活動(生活機能回復訓練)
認知症からの生活の出来づらさに対して援助し、機能回復を図ります。日々の生活の中では、排泄・食事訓練・口腔ケア等行います。午前は、個別に身体機能回復訓練同時に、小グループで体操や手芸、料理等、午後は大グループで、ゲームや歌、貼り絵等を行います。